『印象派はこうして世界を征服した』が気になっている

印象派はこうして世界を征服した
Posted at 2015.2.26
フィリップ フック
白水社
売上げランキング: 479801

【競売人(オークショニア)が明かす美術史の舞台裏】
 世界中で最も人気のある美術、それが印象派であることはまちがいない。展覧会には行列ができ、美術館は競うように作品を収蔵し、印象派絵画を個人所有している人は<お金持ち>とみなされる。十九世紀の誕生時には人々の嘲笑を浴びたというのに、わずか百数十年の間になぜこれほどダイナミックな変化が生じたのか。その問いに答えるのが本書である。
 主役は、コレクター、批評家、画商、オークション会社の競売人たち。前半は、仏・米・独・英など、国によって異なる印象派受容に焦点があてられ、当時の社会的・政治的状況、他国とのかけひき、国民性の違いを目の当たりにできる。後半では、戦後、印象派絵画高騰の牽引力となった二大オークション会社(サザビーズとクリスティーズ)の奮闘ぶりが赤裸々に明かされる。競売人として富裕なコレクターと身近に接し、その心理をつぶさに観察してきた著者の語り口は、率直であると同時に英国人らしい皮肉なユーモアに満ちて、痛快である。
 絵の値段というわかりやすいバロメーターも含めた<受容の変遷>にふれることで、印象派ファンもアンチ印象派も楽しめる一冊。図版76点掲載。

あとちょっとで手に入れられることが出来る。目の前にあるものが手に入らないとなると、人間心理的に余計に欲しくなってしまうのは絵画に限らずだと思います。印象派絵画が好きなので、手に入れた方々の奮闘記などを知ると名画がこんな扱われ方をしていたなんて・・とショックを受けるのでしょうかね?

『世界の名家と名門』が気になっている

世界の名家と名門 (洋泉社MOOK)
Posted at 2015.2.25
洋泉社
売上げランキング: 287772
★巻頭グラビア 世界の名家・名門の美を旅する
ベルヴェデーレ宮殿/シェーンブルン宮殿/ヴェルサイユ宮殿/
サン・ピエトロ大聖堂/インペリアル・イースター・エッグ etc

★Part1 悠久の歴史に燦然と名を刻む 世界を動かした五大名家
七百年の栄華を誇る美の帝国 ハプスブルク家/
革命に散った太陽の王家 ブルボン家/
ルネサンス芸術の花を咲かせた名家 メディチ家/
北の帝国を彩る女帝たち ロマノフ家/列強が恐れたイスラムの巨星 オスマン家

★Part2 世界から崇敬を受ける気品あふれる名家 世界のロイヤルファミリー
つねに注目を集めるロイヤルファミリー イギリス王室/
絢爛たる美術コレクションを誇るスペイン王室/
12世紀からの歴史をもつ名家 リヒテンシュタイン公室/
17世紀に独立した若き国の君主 オランダ王室/
大国の狭間で翻弄された歴史をもつルクセンブルク大公室/
女優グレース・ケリーとの恋物語で知られるモナコ公室/
ドイツの名家をルーツとするベルギー王室/
日本の皇室に次ぎ世界で二番目に古い歴史をもつデンマーク王室/
フィヨルドとオーロラで知られる国の君主ノルウェー王室/
ナポレオンの側近を開祖とするスウェーデン王室/
国民全体から敬愛を集めるアジアの名家タイ王室/
ヒマラヤ山中に息づく小国の君主ブータン王室/
世界に誇るべきロイヤルファミリー日本の皇室

★Part3 世界の政治・経済を動かす一族 世界の華麗なる名門
世界一の富豪と呼ばれる一族ロスチャイルド家/ア
メリカの巨大複合企業の創業家デュポン家/
世界三大財閥の一角を成す名門ロックフェラー家/
アメリカ経済を動かした巨頭モルガン家/
世界的な篤志家として生きた鉄鋼王カーネギー家/
いまなお人気が高い悲劇の一族ケネディ家/
アメリカ三大財閥のひとつとして輝くメロン家/
名車を生んだイタリアの名家アニェッリ家

【特別講座】
名家・名門の家系の源流 はじめてでもわかる!栄枯盛衰の欧州王朝史
上記本書の紹介(目次ですが)はAmazonにはなく、セブンネットショッピングさんから引用しました。 http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106406012/ メディチ家、ハプスブルグ家知っています。・・・。『知っている』しか言葉が出てきません。 名家と名門、そして著名な画家と名画を関連付けて覚えていきたいです。

『華麗なる英国貴族101の謎』が気になっている

華麗なる英国貴族101の謎
Posted at 2015.2.25
島崎 晋
PHP研究所
売上げランキング: 71366

華麗なる英国貴族と執事、従者、メイド、下僕たちの世界がよくわかる!
貴族の屋敷「カントリー・ハウス」、貴族とジェントルマンの違い、使用人たちの採用基準、毎日の仕事や食事、服装の決まり事、娯楽や休日など、英国貴族をめぐる疑問をわかりやすく解説。貴族や使用人たちの日常生活が手に取るようにわかる一冊。
【本書の主な内容】貴族のなかでも序列があるのか――伯爵は何番目か/貴族の屋敷「カントリー・ハウス」は、どのくらい広かったのか/なぜ執事や従者が必要だったのか/採用はどのように行なわれたのか/侍女と他のメイドとの仕事・ふるまいの違いとは?/夕食にはどんな料理が並んだのか/屋敷にいるときはどんな服装をしていたのか/英国貴族の結婚式はどのように行なわれたのか/外出時のステッキとコウモリ傘は必需品なのか …etc.

ダウントン・アビーが10倍楽しめると帯にあるが、海外ドラマでやっていた(いる?)そうですね。
この海外ドラマに関しては、海外ドラマNAVIさんが魅力を紹介してくれていますよ。

http://dramanavi.net/column/2014/08/post-266.php

『肖像画で読み解くイギリス史 』が気になっている

肖像画で読み解くイギリス史 (PHP新書)
Posted at 2015.2.25
齊藤 貴子
PHP研究所
売上げランキング: 40969
離婚を禁止していたローマ・カトリック教会から離脱し、若い女と再婚したヘンリー8世。その眼には、感情のかけらもない。「陽気な王様」チャールズ2世を惑わした美女、ネル・グウィンとバーバラ・ヴィリアーズ。彼女たちの肖像画は、王を夢中にさせたネルの愛らしさとバーバラの色っぽさを十全に伝える。最初の本格的な英語辞典を生み出したサミュエル・ジョンソンの姿からは、彼の強烈な個性を窺い知ることができる。イギリスは歴史に学ぶことを重要視し、数多くの肖像画を後世に残してきた。肖像画を深く知ることで英国史の本当の面白さが見えてくる。
『イギリス国家の歴史と言うよりは、現代までに残された『肖像画』を巡る歴史、端的には当該『肖像画』に描かれた人物と作者に纏わる『歴史』と観た方が良い。』とAmazonレビューにあります。肖像画の人物はどんな人なのか、当時はどんな事が起きていたのか、どうして肖像画が描かれたのかなどがわかりやすく説明されていればほしいなぁ。

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『名画の言い分―数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」 』が気になっている

西洋美術史界のエンターテイナー、木村泰司の初の著書!独特の視点と軽妙洒脱な語り口で、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ブリューゲル、ドガ、モネ…の名画を解説。「へえ、そうだったのか」の連続で、美術館巡りが100倍楽しくなります。
『西洋美術を駆動してきた政治や経済、宗教や社会の歴史をきちんと理解してもう一度なじみ深い美術作品を見つめなおしてみようというのが本書の狙い』とレビューにある。こういった絵の背景を学べる本は何冊も持っていたい。そして一度では覚えきれないので、何度も読み返したい。

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『裏側からみた美術史』が気になっている

裏側からみた美術史 (日経プレミアシリーズ)
Posted at 2015.2.21
宮下 規久朗
日本経済新聞出版社
売上げランキング: 249457
ル美術史の教科書には載っていない色々なお話をきけるそうです。絵だけでなく美術家や美術作品のエピソードを追ってみたい!

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『すぐわかる西洋絵画よみとき66のキーワード』が気になっている

すぐわかる西洋絵画よみとき66のキーワード
Posted at 2015.2.21
千足 伸行
東京美術
売上げランキング: 518634
「絵に描かれた約束事―シンボル(象徴・記号)・アレゴリー(寓意)・アトリビュート(持物や目印)―を簡潔に解説」+「西洋絵画を理解するための代表的なキーワード66と、250以上のサブ・キーワード」いいですね。

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『すぐわかる作家別ルネサンスの美術』が気になっている

すぐわかる作家別ルネサンスの美術
Posted at 2015.2.21
塚本 博
東京美術
売上げランキング: 219734
レビューの中で、 「簡便で使いやすいガイドブック。チマブーエ、ジォット、ギベルティ・・・とそれぞれ見開き2頁なのが見やすい。」 とあります。入門書として、ガイドブックとして手元においておきたいですね。アマゾンにてレビューをされている3名の方々の紹介文が参考になります!

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『聖書の名画はなぜこんなに面白いのか』がおもしろい

聖書の名画はなぜこんなに面白いのか (中経の文庫)
Posted at 2015.2.19
井出 洋一郎
中経出版
売上げランキング: 175518
私の聖書に関する名画のポケットリファレンス本です(笑) 一度完読してもまた読み返します。ただでさえ登場人物のおおく、同じような名前も多い・・・聖書ですが、お堅い本(分厚~い本)だといつの時代の人なのかさっぱりわからなくなります。この本は、いいですね、大学の講義を聴いているような、でも難しくなく噛み砕いて砕いて、ポイントを抑えて説明してくれているのでとっても読みやすいです。 ちなみに井出さんのギリシャ、ルーブルの本も私のポケットリファレンスです。

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『これだけは知っておきたい「名画の常識」』が気になっている

すみません、常識全く知りません。画家の名前もろくに覚えられませんし、時代もあやふやです。。 「なぜ、西洋絵画には裸体が多いのか?」「なぜ、西洋絵画には似たような絵が多いのか?」「なぜ、天使の羽は白いのか?」「頭の上に光の輪が描かれている人たちは何者なのか?」・・・なるほど、全くわかりませんのでこの本で勉強させていただきやす!

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『謎解き西洋絵画』が気になっている

謎解き西洋絵画
Posted at 2015.2.19
木村 泰司
洋泉社
売上げランキング: 312677
このブログは、ほぼ私の読みたい本の仮装本棚ですが、「謎」というワードに弱いですね、私。 内容、表紙の良さに関係なく「謎」というワードが入っていたら気になって手にとってしまいます。勿論買うときは熟考しますが(笑) さて、この本は西洋美術史家 木村泰司さん著の本。謎解きを読んでいくと、それぞれの作品が書かれた時代の政治・経済・文化・宗教的な背景が浮かび上がって見えてくるという仕組み…とレビューをお書きになっている方が居らっしゃいます。もちろん絵本来の美しさも重要だと思いますが、最近はそういった背景から絵を見るといった事を学び、気になることが増えている次第です。

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『ビジュアル年表で読む 西洋絵画』が気になっている

ビジュアル年表で読む 西洋絵画
Posted at 2015.2.19
イアン・ザクゼック
日経ナショナルジオグラフィック社
売上げランキング: 236719
文字で訴えられるより、ビジュアルで訴えられるほうがグサッとささります。バカ程ささるのでしょうかね。 でもGUIよりCUIのほうが好きです。プログラムを書く上では。 さて本書の紹介文としてはこのままだと成り立たなくなってしまうので、気になる点でいうと ”ナショジオ” なんて好奇心が湧く響きでしょうか(笑)それと古代・中世から近・現代まで、800点もの美しい作品がこの本一冊にまとめられています。しかも大判。 辞典のような本を何冊か本棚において、それを眺めているだけでも幸せになれそうです。 ちなみに昨年2014年の9月に出版された新しい本です。

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『中野京子が語る 橋をめぐる物語』が気になっている

中野京子が語る 橋をめぐる物語
Posted at 2015.2.18
中野 京子
河出書房新社
売上げランキング: 147162
旅行の時に車で通るちょっとした橋の名前とかも「◯◯橋だって~」なんて言ってよく通っていますが、 amazonで紹介されている出版社からのコメントで、
普段なにげなく渡る橋が違って見えたとき、暗渠になり名前だけが残っているなど橋の名残を見つけたとき、 どんな物語が秘められているのか気になりだしたら、あなたも中野さん に次いで「橋フェチ」の仲間入りです。
とありました。フェチまでもいかないのですが、この文章を読んだだけでちょっと本を読んでみたくなりました。 土地の名前の由来、橋の名前の由来、なんでも由来を追うのは楽しい。

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『猫の西洋絵画』が気になっている

猫の西洋絵画
Posted at 2015.2.18
平松 洋
東京書籍
売上げランキング: 618097
猫。日本で初めて紹介される西洋絵画の猫たち。可愛さ満点、忘れられていた猫の名画の数々が一冊に! 総数270匹を超える猫たちが大集合。 猫の名画も見たいのですが、何故忘れさせられていたのか。が気になりますね。

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『名画 絶世の美女 130人 (中経の文庫)』が気になっている

名画 絶世の美女 130人 (中経の文庫)
Posted at 2015.2.18
平松 洋
中経出版
売上げランキング: 49490
著者である平松 洋は、他にも「名画 絶世の美女ヌード」や「名画絶世の美女魔性」、「〈名画〉絶世の美男同性愛」を執筆している。 キュレーター、美術評論家で岡山県生まれ。早稲田大学文学部卒。本ブログのコンセプトから少し離れるかもしれないが、挿絵画家「エドマンド・デュラックの世界 (ビジュアル選書) 」の監修などもおこなっており、様々なテーマで本を出している。

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『残酷美術史: 西洋世界の裏面をよみとく (ちくま学芸文庫)』が気になっている

残酷美術史: 西洋世界の裏面をよみとく (ちくま学芸文庫)
Posted at 2015.2.18
池上 英洋
筑摩書房
売上げランキング: 15382
『残酷美術史: 西洋世界の裏面をよみとく (ちくま学芸文庫)』が気になっている。 表紙の絵「ホロフェルネスの首を斬るユディト」は井出さんの本で勉強した。まったく史実ではない古代末期の説話の裏側、たとえば何故この女性は”ユーディット”という名前なのか、共同幻想論などの話が盛り上がってくると面白そうだ。

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『モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) 』という本が気になっている

モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
Posted at 2015.2.18
宮下規久朗
筑摩書房
売上げランキング: 10692
『モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) 』という本が気になっている。 「女性のそばに「犬」というモチーフがあると、その女性の夫への貞節という美徳を表している」なんて、こんな事教わらないと分からない。そういえば木村さんの本にもモチーフについては色々と書かれていたなぁ。

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『名画は嘘をつく (ビジュアルだいわ文庫)』はもう手に入れた。やっぱり木村さんはおもしろい。

名画は嘘をつく (ビジュアルだいわ文庫)
Posted at 2015.2.18
木村泰司
大和書房
売上げランキング: 8476
木村泰司さんの本。文庫なので会社帰りに読みやすいし、ちょっと美術史に興味あるだけの人にも取っ付き易くかかれていておもしろい。

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『偽装された自画像――画家はこうして嘘をつく』という本が気になっている

偽装された自画像――画家はこうして嘘をつく
Posted at 2015.2.18
冨田 章
祥伝社
売上げランキング: 102219
『偽装された自画像――画家はこうして嘘をつく』という本が気になっている。 著者は、東京ステーションギャラリー館長らしい。自画像の偽装とはいったいなんだろう。。。

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