【番外編】名画のミステリー♪美術に疎くても興味をそそられてしまう名画の謎2



名画のミステリー♪美術に疎くても興味をそそられてしまう名画の謎。其の二です。番外編記事です。
名画の謎調べてきました。ご紹介。

印象派の父、マネが描いた傑作「オランピア」がフランス社会を震撼させた理由とは?




絵画史上最もスキャンダラスといわれ、この一枚がなければ、印象派もキュビズムも存在しなかったといえるほど、革新的な一枚

美の巨人たち エドゥアール・マネ『オランピア』: 週間番組表 : 番組情報 : テレビ東京


『ウルビーノのヴィーナス』は後世の画家であるエドゥアール・マネに影響を与え、『オランピア (Olympia, 1863年 オルセー美術館蔵)』ではヴィーナスが売春婦に置き換えられて描かれている。

ウルビーノのヴィーナス - Wikipedia

『ウルビーノのヴィーナス』は、豪奢なルネッサンス風宮殿を背景に、長椅子かベッドに寄りかかる若い女性の絵画で、ローマ神話のヴィーナスを描いた作品。
イタリアの巨匠ティツィアーノが1538年に描いたものです。


『オランピア』という名が当時の娼婦の通称であったこと、花束を持った黒人の女性が裸体の女性の召使として描かれていること、当作品でベッドに横たわっている裸体の女性はサンダルと首に巻いたひもを身につけているが、このような表現は当時主流のアカデミック絵画において考えられていた神話や歴史上の出来事を描いた絵画に登場する裸体の女性とは異なっており、裸体の女性が当時の娼婦を表している事。

オランピア (絵画) - Wikipedia


また、ウルビーノのヴィーナスでは犬だったものが、『黒猫』になっている。ナポレオン3世の時代は空前の売春時代であり、黒猫は「女性器」という意味もとれる。


主題がそもそも批判をあびるようなものだったんです。タブーを犯したんですね。


画法においても革新的でした。

マネは日本の浮世絵の影響によって、ルネッサンス以来の奥行きのある空間表現や立体感をつけるための陰影を切り捨てた。
オランピア (絵画) - Wikipedia

前述の「ウルビーノのヴィーナス」を見ても分かりますが、従来は画面の左斜め上から光が差し込むように描きます。しかし、「オランピア」は、正面から光を当てたように描かれています。

正面からの光は、暗い背景とのコントラストを強め、娼婦だけを浮かび上がらせています。
マネは、オランピアを画面の中で際立たせ、人々が見入ってしまうようにしむけたのです。

エドゥアール・マネ作「オランピア」(「美の巨人たち」より)|つむじかぜのブログ


フェルメール 「天秤を持つ女(真珠を量る女)」は何も量っていなかった?!




この女性は金貨や真珠を量っているものと考えられていたが、近年の顕微鏡調査によって、天秤には何も乗せられてないことが判明しており、その解釈については諸説唱えられている。
ヨハネス・フェルメール-真珠を量る女-(画像・壁紙)

『マタイによる福音書』13:45-46 の「高価な真珠のたとえ話」から、自身とキリストの振る舞いを比べようとしているという説もある
天秤を持つ女 - Wikipedia

注目して欲しいのは、女性の後ろにある絵(画中画)である。これは『最後の審判』の絵である。キリストが量るのは、人間の魂である。女性が量っているのは現実であろうか。
フェルメール 「真珠を量る女」 画像と解説


この女性は「胎児の魂を量る象徴」であり、聖母マリアを意味すると主張する美術史家もいる
天秤を持つ女 - Wikipedia


画中画や女性は、フェルメールの妻カタリーナをモデルとしたとされています。
彼女の仕草から、この頃の作品には珍しく寓意的なアプローチが示されているのが大きな特徴であり、上記のように研究者の中でも解釈が異なるようですね。


天秤を持つ少女の絵を拡大して観たい方はこちら(Googleアートプロジェクト)
https://www.google.com/culturalinstitute/asset-viewer/woman-holding-a-balance/-wHFDKu7-mhjtQ?projectId=art-project



教養人でも未だ寓意の解釈が困難!?いくつもの謎があり、知的好奇心くすぐる作品




多くの謎にあふれる艶やかな名画、「愛の勝利の寓意」。アーニョロ・ブロンズィーノの有名な傑作から。


愛と美の女神≪ヴィーナス≫であるが、複雑に配される人物の解釈によってその内容が異なるミステリアスな作品である。

ブロンズィーノ-愛の勝利の寓意(愛のアレゴリー)-(画像・壁紙)


「快楽」の寓意とされる薔薇を持った男児、「欺瞞」の寓意とされる少女(実は蛇女。ちょっと怖い。。。)「嫉妬」の寓意とされる老女といろいろな寓意をこめているので、解釈をめぐっていろいろ論争がされている作品でもあります。

だまけん文化センター ブロンズィーノ  愛の勝利の寓意(愛のアレゴリー)

身勝手な自己変換)すると。。。
鳩:恋の愛撫。
赤い枕:怠惰&好色。
林檎:禁じられた愛。
仮面:不誠実&偽り。
右の手に薔薇を持った男児:はかない快楽。愚行。
美少女:下半身がスフィンクス。蜂巣を差し出し、蠍を用意。右手が左手で、左手が右手。人を誑かす欺瞞の象徴。
砂時計の翼持つ老人:時の翁。
無表情な女性:真理&忘却&欺瞞、諸説プンプン。老人と共に青いヴェールを剥ぎ取り、秘められた愛欲を晒す。
老婆:秘められ隠されてた愛欲を見て頭を抱え絶句する嫉妬。


寓意の解釈 ( 絵画 ) - ♂!♀? - Yahoo!ブログ


「この絵の中のいちばん重要な人物は「時」の老人であってね、この老人がヴェールを剥いで「愛」というものの種々相をあらわにしているというわけさ。

徒然に知的な謎解きマニエリスムの画家『ブロンズィーノ』: 賢者の石ころ

【番外編】名画の秘密ってミステリアス♪美術に疎くても興味をそそられてしまう名画の謎



名画の秘密ってミステリアス♪美術に疎くても興味をそそられてしまう名画の謎、其の一です。このブログでは番外編の記事になります。
時代背景、画家の生涯、寓意それぞれ美術に疎くても知って損はない、知っていくとさらに絵に興味が湧いてきて覚えやすいですね。